同位体環境学がえがく世界

同位体でわかること

COVID-19で変わる都市と街路樹 ~炭素安定同位体による大気汚染ストレス診断~

2020年から始まったCOVID19の流行は産業活動の停滞をもたらしました。産業活動が停滞すると大型車の交通量が減少するので、排出される大気汚染物質が減少し、大気汚染が緩和される可能性があります。街路樹であるヒラドツツジは通常は強い大気汚染ストレスを受けています。 COVID19の影響下にあった時期には、ヒラドツツジが受けているストレスが緩和されているかもしれません。この可能性を、炭素安定同位体を使って調べてみました。

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